今週のテーマ…東京にて

    数年ぶりに東京(2泊3日)へ行く、今週はこてをテーマにしたい。

    まずド肝を抜かされたのがゴルフ場の過密さである。

    噂に聞いてはいたのだがこれ程隣接しながら、どのようにしたら「運営」かつ「収益」が生まれるのか、中小企業の一経営者として摩訶不思議である。

    友人のゴルファーが「君もゴルフをしてみたら」と何度も誘惑されるたびに、「こんな狭い沖縄でゴルフなどやる気がしない」と断る。

    「朝の新鮮な空気と緑に囲まれた自然の中に居ると何とも言いがたい気分になる」とゴルフの素晴らしさを強調するのはどのプレーヤーも同じである。

    しかし、今回上空から(千葉県?)を見下ろしてみると巨大な機会のツメで大地をゴリ、ゴリーとはがしたような無残、凄惨な姿にしか映らない。

    「大地が泣いている、傷を負わされて泣いている」ようにしか見えない。

    彼らの言う「緑の多さ」もポツンと気安め程度にしかない。

    沖縄のゴルフ場も空から眺めると「泣き叫んで」いることだろう。


    そして、大量にまかれた農薬が小さな島から海岸へと流れていく。

    ゾッとして 余計にゴルフが嫌になる。

    フト思ったことなのだが、地上にてゴルフ場を見ている彼らと今回空の上から眺めてみた私とでは歴然たる「差」があることに気付く。

    これは「社会のシステム」に対しても言えることで「視点」の位置、角度によっては、とんでもない「真実」が見えてくる。

    色々な問題が国境をこえて起きていることも、悲しいかな私は「マスコミ」を通してしかその情報を知らされていない。

    果たしてそれが「真実」なのか「偽装」なのか。

    しかし、手をこまねいて「何もせず」ということもできない。

    私以上にあらゆる「情報」を、ミクロ、マクロ的に見るしかない。

    そして「真実」を判断する最後の決め手はこの「磨かれた感性」であろう。

    そのための努力が必要な時代である。

         3月22日 上原武二